服飾資格の完全マスター解説

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ファッションの仕事を目指すには

ファッションデザイナーの仕事とは、服装をコーディネートして、イベントや冠婚葬祭、個人の特別な日を思い通りに演出するのをサポートすることです。

 

他にも、おしゃれで流行の先取りになるような服装を考案して、世の中に対して新しい感覚を共有したり、ファッションショーで斬新なデザインを共有してより多くの方に、おしゃれのアイデアを提供したりすることもあります。

 

 

こうした側面を考えるとファッションの仕事では最もセンスが求められ、他の人にはない美的センスがないとできないように思われるかもしれませんが、決してそんな事はありません

 

一般的なお店、アパレルショップなどのマネキンコーデを作るのにもファッションのセンスが無いと十分お客さんの目を引くものは作れず、最低限、雑誌などで書かれているトレンドを押さえたもので、色合いや価格帯、アレンジの手軽さなどを考慮してデザインしなければいけません

 

アパレルショップの商品の展示の仕方や、マネキンの服装コーディネートなどもファッションデザイナーとしての知識を有する人でないと満足のいくものができないので、ファッション資格、服飾資格は現場で働く方にとってとても重要なものです。

 

アパレル関係の仕事は学びにくい

アパレル関連の知識は、簡単に身につけられない分野で、色、服の組み合わせ、ヘアスタイル、身長、体型など様々な要素が関係し、ケースバイケースになってしまうことがほとんどです。

 

 

そのため、結果的に経験やセンスが重要になりますが、最初のうちはプロのコーディネートや先輩の考え方を参考にしていくと良いでしょう。

 

ファッションのコーディネートでは、結果的にその服を着る人が満足しなければ意味がありません。体やその日の日程、目的、好みなど、少しでも多く満足してもらえてはじめてファッションコーデの提案が成功したことになります。これには決まったやり方や完璧な方法がなく、常にプロでも試行錯誤を繰り返すことになります。

 

ブランドなどを確立してしまうと、そのブランドを着飾るだけで満足する人も出てきますが、ちょっとのエラーやコンセプトの相違、経営者や従業員の社会的モラルの欠如などでブランドは簡単に崩壊するので、それだけに頼るのもよくはありません。

 

ファッションで完ぺきを求めるのは非常に難しいですが、最低限の色の配色やその人のプロファイルなどから、好みとされる服装の共通点は引き出せるので、服飾資格ではそうした基本も学んでいきましょう。

 

独学で学ぶのにも限界がある

インターネットの発展、InstagramやFacebookなどで世界中のセレブ、センスのある人々のファッション、感覚に触れられるようになった現在、ある程度は独学でもセンスだけは学ぶことができます。

 

 

しかし、現場でファッションを決める時にやっている地道な作業、地味な服飾加工、無数にあるファッションブランドから最適な一枚を選ぶという目に見えない影の努力は現場に出ないと学ぶことはできません

 

これらの努力は決して座学で身につくものではなく、資格講座を通してもだいたいの流れやプロがやっていること、一般的なデザインプランなどで選ばれているやり方を学べるだけです。

 

もちろん、その基本に触れるだけでもなんとかはなりますが、独学で学ぶだけではファッションのセンスは完璧には身につかないものです。

 

そのため、服飾資格講座などを通してスキルを身につけて、実務、実用で通じるような能力を磨いていく必要があります

 

服飾資格があれば、プロと言うほどでなくても、やる気があること、基礎知識があることは伝わるので、憧れているアパレルショップなどに就職、アルバイトとして雇ってもらうには十分な条件が整うはずです。

 

資格取得は、現場経験を積むためにも欠かせないものなので、服飾資格講座をしっかり活用してみてください。

 

自分だけのブランドを確立する

ファッションデザイナーとして成功するためには、ブランドを作っていくのが一番です。有名になっていかないとブランドを作れないということはないですが、コンセプトや特徴的なスタイル、社会的な活動などを通して共感してくれる人を増やすことで、SNS経由でブランドのファンがついてくれるようになります。

 

 

他のファッションブランドの服を組み合わせて、特定の共通点があるコーディネートを共有していくのもありです。服飾資格は、こうしたファッションデザインの基本から応用までをしっかり学べるので、ブランドの確立、ファッションのオリジナリティを向上させるといった目的にも活用できます

 

諒設計アーキテクトラーニングの服飾資格があれば、その資格をアピールしながらアパレルショップや勤めているショップのコーデを宣伝、広告することもできるので、ネームブランドやデザインブランド力を高めるのにも効果的です。

 

無名のデザイナーが一人で成功していくのは難しいですが、資格を取得することで、それがきっと助けになるでしょう。ブランド以前にファッションデザイナーとして、プロの自覚があることを示すことで、ついてきてくれる方やファンになってくれる方も増えるはずです。

 

センスがなくてもやっていける?

ファッションの仕事自体は、その人にセンスがなくとも、色の知識、色の組み合わせ方、プロのデザイン例を覚えることで、ある程度のデザインまでは出来るようになります。

 

 

結局はどんな組み合わせでコーディネートしたら、どんなファッションに出来上がるか、という組み合わせをどれだけ多く知っているかがポイントになってくるため、服飾資格などを通して様々な組み合わせ、知識、デザイン例を学ぶことによって、最初はセンスがなくても後々センスは身についていくはずです。

 

デザインの仕方やデザイン作業の過程なども服飾資格で学べるので、センスに自信がない方でもきっと参考にできることはあるはずです。

 

また、センスの磨き方としては、とにかくたくさんのものに触れて、雑誌やセレブのファッションに学び、新しい感覚や新鮮な場所に身をおいていくのがよいため、自然とあなただけの感覚から生まれてくるデザインがあるはずです。

 

いきなり、ある時、ふっとイメージが湧いてきてデザインが形になることもあるので、アイデアをまとめるまでの知識量はとても重要です。

 

センスがあるかどうかは、知識が充分あるかどうかに大きく関わってくるので、資格講座も生かしてたくさん学んでいってください。

 

知識とデザイン力の両方が必要

ファッションは、その服の組み合わせ方、色の組み合わせを知識として覚えておくことと、どんなデザインがトレンドなのか、何が世間一般で求められているか、どのくらいのコストを服飾費に出せるのかといった情報をトータルで分析していくのが本質になってきます。

 

 

知識だけあっても、流行を押さえられていなければ見向きもされず、流行だけ押さえていても、他と似通ってしまうだけで特に個性がなく、似たようなものとしてスルーされてしまいます。

 

知識とオリジナルのデザインが合わさってはじめてファッションとして認知してもらえるので、たくさんの挑戦と工夫、組み合わせの考案、バランス調整などをしていくことを怠らないようにしましょう。

 

ある程度色の組み合わせが決まったとしても、体型にあっているかどうか、その人の価値観に合うかどうか、顔やヘアスタイルに合うかどうかも重視されてきます。ワンパターンなコーデではなく、色々応用できるような提案方法、マネキンコーデを用意することによって、アパレルショップの売り上げにもつなげられるでしょう。

 

店先でぱっと目を引くデザイン、それに興味を持つであろう人が欲しているものにあわせてデザインするなど、ファッションは常に試行錯誤が必要になります。

 

ファッションデザインやコーディネートの仕事に役立った

私が資格を取得しようと思ったのは、今働いているアパレルショップでマネージャーになるチャンスが有ったからでした。アルバイトとして数年勤務していて、既にお店の会計や接客、商品管理や、商品展示など、ほぼすべての仕事はマスターできていて、忙しくなければ私一人でもお店を回せるくらいになっていました。

 

そのお店でアルバイトから正社員になるためのいまいち評価されていない感じがしていて、出来る仕事の割に時給は新任のアルバイトの人と少ししか違わないという理不尽な状況だったので、専門知識をつけて本社に自分を売り込もうと考えました。

 

この服飾資格を取得したことと、現場経験が幸いして、面接や話し合いは比較的スムーズに出来るようになって、仕事上の給料、待遇などがかなり良くなりました。

 

正社員というほどにはなれませんでしたが、アルバイトより少し上の契約社員というような形になれて、この調子でお店の売り上げを伸ばしていければ、正社員としての格上げも考えてくれるようでした。

 

そのお店の店長は一定期間で配置換えになるということがこれまで続いていたので、私がいないとお店が回らず、店長レベルのことも逆に教えていたので、ステップアップできて満足しています。

 

アパレル関係の仕事に就職できた

幼い頃からおしゃれな服を着るのが好きで、専門学校もファッション系のところに進みました。しかし、いまいち十分な資格がなかったためか、スキルが足りなかったのか、アパレル関係の会社に良いところがなく、せっかく良い会社が見つかっても採用枠が埋まっていて就職できないということが何度もありました。

 

そこで目をつけたのは、服飾制作をする会社で、裁縫工場のような所でした。そこではこの資格講座で取得したファッションデザイナーの資格と専門学校で学んだスキルを合わせて簡単に就職できました。

 

着こなすのは慣れていたのですが、作ることに離れていなかったので、ここでの裁縫スキルは私にとってとても新鮮です。職場にはおばさまやオジサマしかいないですが、皆様かなり手が器用で、数倍も早く仕事を終わらせていきます。

 

そのため、アパレル関係の着こなしは良いとして、自分のブランドを作っていきたい私にとってはきっと役立つ経験になるでしょう。今では自分で作りたい服があれば自作できるようになり、コスプレ向けの服の代行制作なども受けながら実力を知名度を高めていっています。