マネキン買い率を倍にするコーディネート例

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マネキン買い率を倍にするコーディネート例

絞りを入れる

マネキン買いの魅力は、何といってもプロのコーディネートが楽に手に入ることでしょう。そんなマネキンをコーデするコツは「絞り」を入れることです。

 

マネキン買い率を倍にするコーディネート例

 

マネキンの着ている服がスタイリッシュに見えるのは、マネキンのスタイルが良いからだけではありません。絞りを入れることで、裏側を上手くまとめているのです。

 

そのためコーデを考える際は、絞りを入れることで調節できることを覚えておいてください。特に身幅が少し余って見栄えが幾分悪くなるような場合、余りを裏側に回してクリップなどで止め、シルエットの見栄えを調節します。

 

逆に言うと、買う際は服のサイズが見たとおりの物かどうか確認してからマネキン買いしなければならないので注意が必要です。

 

シルエットを作る、しかし現実的なものが必要

マネキンは基本的に良い体型をしています。そこで逆三角形となる「Yライン」でシルエットをまとめると、全体の輪郭が引き締まって見えます。

 

マネキンが見せるのは「その服を着た際の最高のコーデ」です。その利点を思いっきり活用して、サイズ感を上手くまとめシルエットを綺麗に目立たせましょう

 

マネキンが綺麗に着こなしているのを見ると、お客様も購買意欲をそそられるものです。マネキンを見る時間が短くても強烈なインパクトが残ることを期待できます。

 

もちろんあまりに攻めたファッションであれば、いくら決まっていてもマネキン買いしたいとはならないでしょう。

 

生身の人間が着ている様子に限りなく近づけることで実際に購入した際のイメージを見ることができて、それが買ってみようという気にさせます

 

靴までコーデに含める

マネキンでコーデを作る際は靴の存在を忘れてはいけません。靴もファッションの重要なアイテムで、マネキンでは靴まで揃って初めてトータル感が出ます

 

靴が合っておらずイメージが崩れるといったこともよくあるものです。ショップが靴を扱っていない際は仕方がありませんが、基本的には商品の靴もコーディネートに必ず含めるようにしましょう。

 

最近ではウェブサイトに写真を載せることで、実際のモデルが着ている様子のファッションをマネキン買いできるようにもなっています。その際も、やはりコーデを提案として展示するような内容にしなければなりません。

 

重要なのは着回しできるコーデです。どんなに格好よく見えても、それ以外に使うシーンがないと購入を渋ってしまうか、買っても後悔のイメージが付きまといます。

 

そこで着回しをイメージさせるアイデアを感じさせられるように、コーデには新しいアイデアを取り入れていきましょう。

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