ファッションデザイナー(JDP)
ファッションデザイナーとは
ファッションデザイナーとは、日本デザインプランナー協会(JDP)が発行している民間資格で、ファッションデザインやコーディネートに関する基礎知識や衣料の知識を有する方に与えられる資格です。
公式サイトから直接受験の申し込みをすることが可能で、受験資格は特にありません。在宅受験となり、申し込み後試験が開催される時期に自宅へ回答用紙が送られてきます。
これに指定の期間以内に記入し、郵送で送り返します。70パーセントの評価を受けると合格となり、合格証が送られてきます。試験期間は通常一週間で、この間に記入を済ませて送り返す必要があります。
試験は二か月ごとに開催されているため、期間を調べて申し込まなければ最大二ヶ月待つことになるため注意してください。受験料は10,000円(消費税込み)で、前述のように申し込みはインターネットからのみとなっています。
試験で問われる内容
この資格では衣料の種類や特徴に精通していることが求められます。首周りのデザインであるネックに関する項目だけで16種類もあり、それぞれの特徴や仕組みを把握していることが求められます。
そして体形とネックの関係性を分析し、顔型と肩幅などのコンビネーションも分析します。シャツの項目ではレギュラーやワイド、ボタンダウンのカラーなど11種類のカラーの形を分析し、それぞれの名称や特徴を回答していきます。
カラーとはネクタイも関係しており、ネクタイのコーディネートやカフスの組み合わせと種類、さらにジャケットとシャツのコーディネート、代表的なアウターであるテーラードジャケットやダウンジャケット、ジャンパー、トレンチコート、ピーコートなどのコーディネートも考えます。
そしてボトムスも前方位に渡って問われ、スニーカーやビジネスシューズの種類も内容に含まれます。
資格を通してファッションデザイナーになる
ファッションデザイナーは単に色の合わせ方やコーディネートを提案できるだけでなく、シルエットに合ったアイテムをチョイスしたり服の構造が持つ影響や見栄えを考慮できる繊細な仕事が求められます。
ファッションデザイナーは時代のトレンドを生み出しつつも、自分の信念に従ってデザインを形作っていかなければなりません。人に受けるデザインは売れますが、後の時代に残るものとはならないからです。
時代に名を残すようなデザイナーは普遍性や一般のファッションを変えたいという強い願いを持っています。そういったスピリッツを持って情熱的に活動している方々が多くいます。
そういったデザイナーも基礎から始めてきました。資格の学習内容ではファッションの仕組みを詳しく学ぶことで、デザインを分析し深く掘り下げていきます。
関連ページ
- 諒設計アーキテクトラーニング「ファッションデザイナー」資格講座
- 諒設計アーキテクトラーニングでは、ファッションデザイナーに関する民間資格を取得できるよう二つの講座を準備しています。どちらも日本デザインプランナー協会(JDP)が主催する「ファッションデザイナー」と、日本インストラクター技術協会(JIA)が主催する「服飾士」の二資格の取得を目指します。コースは通常の「ファッションデザイナーW資格取得講座」と「スペシャル講座」の二つで、それぞれ59,800円(税抜き)、79,800円(税抜き)となっています。
- SARAスクールジャパン「スタイリスト」資格取得コース
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- 【概要まとめ】服飾資格講座の受験資格とかかる費用
- ファッションデザイナーやコーディネーター資格を取得するにあたって、必要となる資格や条件はありません。これは主に民間資格であるからということと、基本的にインターネットで受験できる在宅受験が採用されているからだと言えます。試験を受けるのに20歳以上などの年齢制限を設けているところもあるようですが、資格の内容がアルコールに関するものであるなど法的に成人であることを要求するものである場合に限られるようです。